お知らせ
献金活動
本園では、月に一度『おむすび献金』を行っています。
おむすび献金とは…
おむすびだけのお弁当を食べておかずとデザートは我慢をしてその分を献金する、
という取り組みです。
子どもたちも職員もそして保護者の方のご協力も頂き、数年前から毎月取り組んでいる活動です。
今回は、そんなおむすび献金について少しご紹介します。
1学期の7月のおむすび献金は、ふじ組の子どもたちが献金先を相談して決めました。
数年前のオーストラリアの森林火災で、コアラをはじめとする多くの生き物が焼け死んだり負傷したりしました。
その当時、その衝撃的なニュースにショックを受けたものの、コアラを助けたい!という子どもたちの要望でオーストラリアのコアラのために献金をしました。
今回は、ふじ組の子どもたちが、あのコアラたちがどうなったかを調べました。
すると当時保護したコアラたちを野生にかえす活動が始まっている、ということが分かりました。
しかし、野生にかえったコアラたちが、主食であるユーカリが当時の火災で燃えてしまい食べるものに困っているということも分かりました。
現状を知った子どもたち。
やはり、
助けたい!という気持ちが強くなりました。
そこで今回は、担任が調べ、木を植える活動もしている『オーストラリアコアラ基金』を通じて献金をすることになりました。
コアラに関するニュースを見て、
コアラの大好きなユーカリの葉のことを調べ、
他のクラスのお友だちにも協力を頼み、
おむすびを食べ、
我慢したおかずとデザート分を献金し、
みんなの献金を集め郵便局に送金に行く。
本当にささやかな助けしかできないかもしれません。
けれど、そのささやかさもなければ何も始まらないのも現実です。
そして、平和というものはこういう小さなことの積み重ねから始まるのだと信じています。
子どもたちのこの誰かを思う気持ちが届くことを願って…