モンテッソーリ教育は

平和教育ともいわれています

 

数の領域で分数のお仕事があります

 

りんご１個、

みんなで『同じずつ』に分けられる？

と子どもにたずねます

 

子どもたちは考えます

 

「切ったらいいんじゃない？」

とだいたいすぐに答えます

 

包丁で本当に切ります

半分に切ると1/2

 

でもまだみんなで『同じずつ』じゃない

 

もう一回半分に切る

と1/4

 

とこのように半分、半分と切っていきます

16人で分ければ1/16

32人で分ければ1/32…

 

１個のりんごはとても小さくなりますが

みんなで『同じずつ』分けることができます

 

子どもたちは

食べられるりんごは小さくなっても

みんなと一緒に食べられたことを喜びます

 

りんごは小さくなっても

嬉しい気持ちは多くなったね！

 

と子どもたちは言います

 

これが、平和教育といわれる所以です

分数をしているのですが

そこには隠しステージのような

別の目的があって、

 

分ける

ことの喜びを

体験を通して味わうことができます

 

分けることができれば

世界は平和になりませんか？

 

資源も

領土も

緑も

水も

文化も

 

何でも分け合えば

戦争だっておこりません

平和で豊かな世界になります

 

 

と、前置きが長くなりましたが

12/8の創立記念日には

りんご

ではなく

チーズケーキを

クラスのみんなで分け合って食べました

 

1人分は2㎝×2㎝に満たない程度の

ちいさなちいさなチーズケーキでしたが

子どもたちの

にっこにこの笑顔は

大きく大きく膨らんでいました！

 

 

幼稚園の誕生日という

きっかけをもらって

 

分ける

 

という素敵な体験ができた子どもたち

幼稚園もきっと喜んでいることでしょう！

 

とにもかくにも

幼稚園

66才おめでとう！

 

そして

66年間幼稚園に関わってくださった

すべての方に感謝致します。